毎年この時期「今年何やったっけ…」ってなるよな
そんなわけで帰宅したら疲れですぐに眠ってしまったのだが、これまた「悪夢」に悩まされることとなる。
内容はいつもと同じで、周囲から外れている、馬鹿にされている系の夢である。
具体的には、図工?設計?かなにかの講義を20-30人程度で受けていて、教師複数名の参観があった。
空圧を利用して採血をする簡易設備を組み立てていたのだが、自分だけなぜか設備用の部材を受け取り忘れて一人で焦りながら取りに行ったり、組付けがもたついて周囲が片付けしている段階で焦りながら組み立てたり、結局一人で居残りになりみじめな気持ちになる等。
なんにしても寝覚めがものごっつ悪いので、改善されてほしいと思う。
余命10年
Amazon Prime Videoで新しく公開されていたので、視聴しました。
タイトルから察せられる通り、難病により余命10年となった主人公が恋愛を経て「死」や「生きる意味」を見つめなおす、分かりやすい物語です。
展開は正直読めたので予定調和的に物語が進んでいったわけですが、小松茉奈さんと坂口健太郎さんの演技が共に良かったのと、「なんらかの事情」を抱えた人間の虚しさややるせなさがよく表現されていたように感じました。
いわゆる「普通」の人たちが「普通」に行っている「人のフィルタリング」とも呼ぶべき人の序列づけに対して、「なんらかの事情」を抱えた人間側はどうしてもしんどいなと感じてしまいますね。
このあたりの感覚は分からない人には分からない感覚なわけで、映画監督か、あるいは著者の人が作中の人物と似た経験があるのかなと思っていたところ、著者の小坂流加氏が該当するようでした。
難病を患いながら上梓した本作ということで、納得しつつ、こういった感覚に対する断絶が緩和される方向にいけばいいのになと感じました。
本作を一種のエンタメとして消化するか、問題提起として受け取るかは視聴者により大きく異なるであろう。
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