【20代・独身男性】読んできた本で印象に残っているもの

来歴内容
2023/6/24初版執筆
2023/6/29ちょっと追加(ジャンルがガバガバすぎる)
記事の来歴(順次更新していきます)
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森博嗣『孤独の価値』

まずはこの一冊。

人間関係の難しさを痛感していた大学1年くらいの頃に読んだが、「孤独」の捉え方をだいぶ変えてくれた一冊と記憶している。

余談だが、当時行こうから「孤独ブーム」なるブームが到来し、書店に行くと「おひとりさま」とか「ひとり」に関する書籍が溢れていた記憶がある。

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森博嗣『やりがいのある仕事という幻想』

もう一冊、森博嗣(エッセイの類はすべて読む程度には好きな作家である)。

これも大学時代に読んでいて、「いかに社会人を過ごしていくのか」といった問いに対して、自分の考えを整理するきっかけとなった一冊であるように思う。

労働の対価として給与が位置しており、仕事に対するモチベーションだのやりがいといった要素を仕事に持ち込むのはナンセンスと言える。

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辻村深月『ぼくのメジャースプーン』

小説家の中ではおそらく一番好きな作家であるところの辻村深月氏。

本作は「人を従えさせる力を持つ特殊な少年」が主人公であり、人間心理に深く切り込んだ一作。

少年が思い悩むこととなる問題は、我々が普段の日常生活で悩んでしまうこととどこか通じるところがあり、本作で提示されている哲学的な問いについては自身も向き合っておく必要がある。

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辻村深月『凍りのくじら』

辻村作品の中でも思い入れのある一冊。

ドラえもん好きの辻村氏の個性が反映されている作品でもあり、少し不思議(SF)要素も交えつつ、どこか集団に馴染めない女子高生を中心に話が展開していく。

現代では、置かれた環境に馴染めない感覚を抱く人が多いと推察するが、そんな人には刺さる一冊となっている。

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細谷功『具体と抽象』

個人的に、自分の中で「具体的思考」「抽象的思考」のフレームワークが出来上がったきっかけがこの一冊な気がする。

細谷氏の本は思考を洗練させるのに役立っていて、その他フェルミ推定だとか、抽象論のとらえ方など学ぶところが多い。

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岡田尊司『愛着障害』

M2(大学院)の時期、人間関係でトラブって精神的に滅入っていたことがあり、自分のルーツを掘り下げるという意味で精神医学の書籍を読み漁った。

その中で印象的な著者が岡田尊司氏であり、とりわけ「愛着障害」という観点から個々人のパーソナリティを分析する切り口が興味深かった。

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木下是雄『理科系の作文技術』

言わずもがな。理系は読んでおいて損はない。

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ソロー『孤独の愉しみ方』

詩集の類なのだが、忙しなく日々を生活する現代人に響く一説が多い。

「本当の友人とは、付き合った長さから生まれるのではなく、見えている世界の共通項から成る」といった旨の説は今でも覚えている。

サラ クーパー『会議でスマートに見せる100の方法』

学生の時期に読んで爆笑した

しかし、実際の社会人をやっていくと、こういうスキルが実は重要だったりすることに気が付く。

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衣笠彰梧『ようこそ実力至上主義の教室へ』

最強のライトノベル。

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大石哲之『コンサル一年目が学ぶこと』

コンサルに限らず、社会人の基礎を学ぶ上ではいい一冊だと感じる。

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飯田薫子『一生役立つ きちんとわかる栄養学』

基本的に栄養関連の本はこれ一冊で勉強しておけばいいのではないかと感じる。

効果的に栄養素を摂るための考え方から、各食材の特徴まで網羅的にまとめられている印象。

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セネカ『人生の短さについて』

大学の頃に読んで、時間という概念について考えるきっかけになった一冊。

それまで古典の類は敬遠していたのだが、意外と読みやすく(込み入ったものを読んでいないためなのだが)洗練された考え方には触れていくべきだなと感じた。

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池谷裕二『パパは脳研究者』

東大の池谷先生の本。脳科学者である著者が子供の発達過程について、脳科学の観点から考察した本。

と記載すると小難しい印象を持たれるかもしれないが、実際は「パパ」目線でお子さんの成長を見守っているような内容で、豆知識として脳科学関連の知識が身につく構成となっていて面白い。

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川上未映子『きみは赤ちゃん』

川上未映子の作品も好きだったり微妙だったりするのだが、本作はエッセイ。

妊娠~出産にかけての女性の身体の変化が当事者目線で記載されていて、全男性は必見の内容となる。

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安宅和人『イシューからはじめよ』

思考力を鍛えるにあたっては良質な一冊。

ぶっちゃけ内容は忘れたのだが、抽象的な概念として自分の中に残っているので問題ない(本当か?)

渡邊正裕『いい会社はどこにある?』

最近の働き方改革も含めて、今後のキャリアを考えるうえで役に立つ一冊。

「いい会社えらび」のための項目がリスト化されていて、自分なりに重みづけをすることでベターな意思決定に近づくことが可能と感じた。

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