【コラム】しょーもなオタクによる孤独についての内省

今週も週次のコラム書いていきます。

  • 梅雨入りでげんなりしながらも頑張って働いた
  • 早朝出社が習慣化してきており働き方を少し変えた
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孤独について

最近は「孤独」という概念あるいは状態について考えたり、考えなかったりしている。

きっかけと言うきっかけは、やはり周りの環境意識変化を感じ始めたことであったり、「人との別れ」であったり、もともとぼくが有していた特性の(一時的な)強まりの影響だったり、である。

ぼくももう28歳笑えない年齢になっていて、勤務先の近い年代の人を眺めてみると、各々人生の立ち位置を明確にし始めているのをひしひしと感じている。

まあそれはそれとして、ぼくはぼくでやりたいこともあるので、それらをちょこちょことやっている感じ。

このブログもなんとなく勝手がわかってきたので、ちょっとずつ修正中という感じ。

孤独をテーマとしたコラムは以下の通り

人間は認識していることだけ認識したいように認識するものだなと、自分を見ていて強く感じる。

社会に出てからというものの、同じ環境に身を置いているはずが、やっぱり「視点の違い」により同じ事象を経験したとて、そこから得る情報をはじめ、色々がちがうんだなあと感じている。

ギリまだ「価値観の差異」を許容できるくらいのところで踏ん張っているが、30歳も超えてくるといよいよ「自分」というバケモンを飼いならす必要が生じてくるので、上記した「視点の違い」に苦しむことが出てくるのだろうなと、直感している。

ぼくというのは本当に「拗らせ」ているから、何気ない皆さんの一言で発見する必要もない「」めいた何らかを見つけ出し、「ああでもない」「こうでもない」とブヂブヂ言っている未来が見える。

ここの意味付けは「認知を変える」といった枠の取り組みによってある程度補正可能であるとは思うが、まあ「半自動的」であると解釈している。

生きるんって、つらいですね。

思った以上に自分を飼いならすのが難しいのと、最近は「自分には将来性がない」という目を背けていた事実から向き合う必要が出てきており、ここもまたつらいですね。

メンタルをやってしまった」とか、「あたたかい環境で育ってきていない」とか、「そもそも能力がない」とか、そういうのを人から指摘され続け、ぶるぶる震えながら、あるいは周りの目線を窺いながら、時に自分を見失いへらへらと笑みを浮かべてする生活と言うのは、まあ虚しいと感じますわな。

「なんらか」に抗うように、あるいは振り回されるように、こういったインターネットでの活動を続けてきてはいますが、ある日ぽっくりとすべてを消していなくなったら、まあ「限界を迎えた」んだなと解釈していただいて、皆様の記憶から消えていこうかと思います。

自分はまだ大丈夫…」という呪いめいた信念もぼちぼちポイしていく必要があるかなと、そう思っている今日この頃です。

ひとつひとつ「答え合わせ」をしていって、腐っていく自分を眺める、というのもまたつらいです。

というところで、上述の通り「認識したい」ように物事を解釈しているのが自分であり、またその物事は相対的な尺度というわけですね。

我ながら贅沢であると思います。

今週読んだ本

『信仰』村田沙耶香

芥川賞を受賞した『コンビニ人間』などで知られる村田沙耶香さんの新作。

と、言っても作品自体は2019年あたりから文学詩に寄稿されていたよう。

著:村田 沙耶香
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短編集であり、全8作。ひとつひとつは数十ページであるので、ちょっとした合間に読むことが可能。

表題の『信仰』を含めて、『生存』や『気持ちよさという罪』など村田沙耶香さんらしさが前面に出ていて(=我々が無意識的に是としている感覚に切り込んでいく)、速攻で読了した

個々感想を書いてもいいんだけど、冗長になりそうなので、一番印象的だった『生存』に触れる。

殺人出産』のように斬新な舞台設定というわけではないが、さりとて本作の「65歳児の生存率が可視化され、一つの判断基準として機能している世界」という設定は面白かった。

学校の成績や模試の偏差値のように「生存率」がランク分けされて、それによる競争意識選民思想が当たり前となったような、そんな世界。

生存率」という形でわかりやすく物語に落とし込んでいるが、これは現実でもよくある景色かなと思う。

メディアに出てくるような言葉はまだ目に見えるからかわいいもので、雰囲気だとかなんとなくといった曖昧な背景のもと下される意思決定はなかなか残酷だなあと感じる。

『マネジャーによる職場づくり』中村和彦

組織論に関心があるのは常々として、月1くらいで組織開発の考え方系の本を読んでいる。

組織開発というと理想論を謳う側面がある点もありつつ、本書は具体的方法論として組織論を語っている点が特徴。

もうちょっと言うと、本書がターゲットとする層はぼくのような「組織論に興味がある若手」というよりかは、「組織運営に悩んでいる、体系化された職場づくりの手法を学びたいミドル層」となっている。

なので内容としては、もちろんぼくのような層が読んでも学びになるところはあるんだけど、どちらかと言うとマネジメント目線で「メンバーと関わる」ような体での文体が目立つ。

コロナ禍移行の働き方についても触れられている(要はテレワークのなかでいかに~~ということ)ので、マネジメント側で上記のような悩みを抱えている人にはいいかもしれない。

Minoさん

Mino

Minoさん、声質がいい。Twitchも聞いたけど、声質がいい。

曲調も独特でノリやすいテンポ、リズムであり、通勤時は揺れながら歩行することとなっている。

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